そもそもの発端は、わたし自身に手紙を書いてみたいという願いからはじまったことでした。 なぜならいまのわたしは、本来のわたしから少しずれた位相にいて、わたしはわたしではなかったからです。 夏の白い、ふうわり風に吹かれる芙蓉の花をいとおしんでも…
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