傘をさしたなら、かならずスカートのポケットにわたし、ニンジンをしのばせて、雨の水族館に出かけてゆきます。 ひんやりブルーの水槽のむこう、視線はおサカナをもスルーし、なぜか、湖と、湖畔にたたずむ白いお馬をみるのです。 雨のしずくが耳のなかで鳴…
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