魂を奪われた少年なんだ、と、夜明けにやってきた梟(ふくろう)が、わたしに囁きかけます。 瞳は美しいガラスでできている代償に、少年のみる色彩には音楽も、感情すらもない。 でも凍てついた氷の宮殿での生活に、ほかならぬ彼自身が傷ついているのでした…
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