佐藤耳no耳

佐藤耳といいます。小さな詩のような物語を不定期で書いてゆきます。また、読めばなんだかすっきり?為になる?「きょうの呪文」もできれば頑張って更新したいな。いずれは小説とかも発表するかも、です。幻想的な文章、少し怪奇成分の混じったものが大好きなんですが、ホンモノのオバケは苦手だよ。写真、イラストはすべてフォトAC様、イラストAC様から。心より感謝しています。また規約に則って使用させていただいています。

2018-06-09から1日間の記事一覧

夜明けの梟(ふくろう)を恋のキューピッドに

魂を奪われた少年なんだ、と、夜明けにやってきた梟(ふくろう)が、わたしに囁きかけます。 瞳は美しいガラスでできている代償に、少年のみる色彩には音楽も、感情すらもない。 でも凍てついた氷の宮殿での生活に、ほかならぬ彼自身が傷ついているのでした…